天気は良くなる方へ向かっている様子にて釣行した。
連日の雨のせいか、河口の水門が閉じていた。
海水は泥色に濁り、草やごみがたくさん流れてきていた。
10時半頃から釣り始めるも全く当たりなし。
フグさえ食ってこない状況が二時間ほど続く。
雷どころか、日差しが強くなり肌をジリジリと焼く。
お昼を過ぎ、そろそろ最後の一投というとき、竿先を押さえる当たりがきた。
すかさず合わせると、猛烈な引き込みが襲ってきた。
それでも少しずづ浮かせているし、障害物もない。
顔を水面に出し、空気を吸わせてしまえば大丈夫と考えながらこらえていた。
そして、ようやく水面に顔が見えた。
デカイ!と思った瞬間、スッと竿が軽くなる。
はりが口からはずれてしまったようだ。
興奮と強烈な引きでしばらく手の震えがとまらなかった。
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