2007年09月21日

新たなる「挑戦」

著 渡邉美樹
ソフトバンクビジネス
1400円

この本はワタミが社名からフードをはずし、農業、環境、教育、介護の事業に進出する意義を世に問うたものです。

農業、環境、このブログの常連さんなら私がこの2つに如何に興味を持っているかご存知と思います。子どもがいる方で教育に興味の無い方はいないのではないでしょうか。それと同じ理屈で自分の親が年老いてくれば介護はどうしても考えなければいけないことになるでしょう。

ワタミはこの世の中の厄介なことを事業とするのですから恐れ入ります。
この本に出ていたハッとする言葉は
「できる」「できない」ではなくて、「やらなくちゃいけない」
と言う物です。世の中に困っている人がいる。だからやらなければいけない。こんな動機で動いている人がいるんですね。

人が人として、本来持って生まれた美しい資質である「優しさ」「思いやり」「謙虚さ」「誠実さ」「感謝する心」を高めようというプロセス。

結果も大事だけどそこへのプロセスがもっと大事。
こんな純粋な感情で成功できると言うのが不思議で感動的です。


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2007年09月20日

使う!論語

著 渡邉美樹
知的生きかた文庫
533円

渡邉社長の愛読書は「論語」だそうです。
車やベッドサイドにも置いておいていつも読んでいるそうです。
そしてこの本は「論語」の中から渡邉社長が選んで解説をしたものです。
ワタミ流の解説がまた、いいですね。
今日もメモ形式で。

志を立てると「人生に角度ができる」
この言い方、いいですね。平坦な道を進むのではなく、角度のある人生を上っていく。私は最近、脳みそへのご褒美は達成感、と自身に言い聞かせています。

すでに不遇な四十代、五十代を送っている人もあきらめないで下さい。
この全ての人への愛情が渡邉社長の凄さです。

「時間を守る」「自慢はしない」「他人の意見をしっかり聞く」「恥ずかしいと思う事はしない」「笑顔で挨拶する」「悪口は言わない」
渡邉社長の行動基準だそうです。これほどになってまで、なお気をつけなければならない、人間はそういう生き物なのですね。

アタマを空っぽにするとまた入る。
知識の出し惜しみをしていてはいけないと言う事。知っている事は全て教える。そうすれば、また頭に知識が入ると言う事。私は今まで出し惜しみ人生でした。これからは出しまくろうと思います。

そのほかにも色々いいことがたくさん書いてあります。
「論語」は硬くてちょっとと言う方もこれなら読めます。


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2007年09月17日

社長が贈り続けた社員への手紙

著 渡邉美樹
中経の文庫
552円

渡邉社長の3冊目です。この本は渡邉社長が社員向けに書いた物を一般向けとして本にまとめた物です。
連続で渡邉社長の本を読んでいるのでどの本に何が書いてあったのか良く分からなくなっている状態ですので、目次を見ながら自分に足りないところをメモしていきます。

日々の生活のなかで、人間には四つの選択しかない。
「善なることで、得なること」「善なることで、損なること」「悪なることで、損なること」「悪なることで、得なること」
渡邉社長は1番目が一番いいが、こういうことはめったに無い。よって2番目がベストの選択であるとしています。そして、最悪、やってはいけないことが4番目。どうでしょう?意外と日常業務で4番目をやっていませんか?

主語と述語と数字で語れ
普段の報告の中で、「ちょっといいです」とか「結構多いです」とか言ってしまう事があります。具体的な数字、そして主語、述語をはっきりさせて報告しろと言う事です。

方法とか手段とかたくさん道があることに関して、みんなの意見が一致したら疑え、人間の良心に照らして、正しい事は決して疑うな。

「と」と「の」の違い
お客様と私、私とお客様、対立の関係。
お客様の私、私のお客様、調和の関係。
何に対しても言えることです。
色々、試して考えてみました。
私の会社、私の家族、私の友人・・・・・・。

親孝行
「受けた人生を喜びと感動のあふれさせ、全うする意外に、恩返しの方法などない。この生を、一人でも多くの人に良い影響を与えるべく使う以外に方法などない。(中略)どうせ届かぬが、自然な心にて親を思い続けるのみ、孝行し続けるのみ。」

渡邉社長の本には今まで漠然と考えていた事への答えがある。
それは渡邉社長が寝る時間を惜しんで勉強してきた事が著書に凝縮されているからだろう。
自信も120%の毎日を送るべく努力しなければいけない。


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2007年09月15日

夢に日付を!

著 渡邉美樹
あさ出版
1400円

先日書いたように渡邉社長の2冊目です。
以前に何冊か手帳術や日記術のような本を取り上げていると思います。
勿論、共通しているところも多いのですが、夢や目標の価値観がまるで違います。
「人間の幸せは、お金、地位、名誉を手に入れて、楽をして生きることではない」
「人間は夢を実現するためのプロセスのなかで、自分を高めていくために生まれてきた」
正直に言って私は金持になって後は楽して生活したい、と考えていました。
少し前までは、「働かなくていいほど金持になりたい」が口癖でしたし、成功=金持になるだと思っていました。
だけど、私は中途半端な人間で悪い事はしたくないとか、それはいけない事だとか批判が多く行動が伴っていなかったように感じます。

渡邉社長の手帳術の特徴はルーチンワークを重視せよということ、そして緊急ではない大事な事を重視せよということ、スケジュール、カード、日記の3つをセットにせよと言う事だと思う。そして、単なる「術」だけに収まらない理念が底流に流れているので、単なる手帳術の本とは一線を画したものになっているのだと思う。まさに手帳術の本でありながら人生の「道」を示している。

同時代にこんな経営者が存在している事に感謝しながら、遅ればせながら1歩でも2歩でも彼に近づこうと思う。


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2007年09月13日

きみはなぜ働くか。

著 渡邉美樹
日本経済新聞出版社
1400円

著者は「ワタミ」の創業者です。数年前、東京で働いていた頃たまにいったなあ。

先日、本屋で本を物色しているときに渡邉社長の本を見つけました。もう、国には頼るな、見たいなタイトルの本で環境、農業、教育、介護などを官の頼らず民間でやる、ワタミがやる、というようなことが裏表紙に書いてあったと思う。これを見て、農業とか環境とか教育(子供)とかって私が興味のあることばかりで、ワタミはそれを全部やっている・・・・・。いつの間に、という気持ちとワタミの株価は今どうなんだ?ということと、ワタミで働きたい!!という気持ちが一気に起こりました。

若いうちに本を書く経営者は経営に失敗する、という思い込みが私にはありました。以前経営者シリーズと称して経営者の本を連続で読んだ事がありましたが、その後、不祥事を起している方も数名いらっしゃるようです。ワタミも営業停止になったことがあるそうです。が、その経営者シリーズには渡邉社長は入っておらず、今回は手始めに図書館から借りて読んでみようということで借りてきました。

随分前書きばかり長くなりました。こんな理想的なことばっかり言ってて経営が成り立つのか、という気持ちと理想と現実のギャップにくじけないなか?という気持ちが起こりました。

人間的に成長しよう、というような本当に道徳の教科書のようないいことがたくさん書いてあります。最近の企業の不祥事報道を見たり、身近に感じる会社やお店のやり方とは全く違う事を掲げていて驚きでした。

この本自体は多分若い人向けに書いた物だとは思いますが、心のすさんだ中間管理職や利益とは人の財布からお金をむしりとる事だと考えているような経営者には是非読んでもらいたいです。

普通、理想が高くても現実には相でない事が次々起こり嫌になり理想をあきらめてしまう物だと思うのですが、渡邉社長はよほどの精神力をお持ちのようです。

しばらく、渡邉社長の本が何回か登場する予定です。

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2006年02月07日

ひらがなで考える商い 上

著 伊藤雅俊
日経BP社
1200円

なんとなく日本人のこういう苦労話、みたいな本のほうが心に沁みます。イトーヨーカ堂グループの名誉会長の著書です。

良い言葉がたくさん出てきます。
・誠実のあるところに信用が生まれ、信用のあるところに信頼が育つ。
・志とは自分がどういう商人になりたいのか、どんな商売をしたいのかを考えるときに、どうすれば 世の中の役に立てるかという視点を持つことだろうと思います。
・君は重荷を降ろそう、降ろそうとしている。・・・・・・そのまま背負っていくという考え方が一 番大事なのだ
・「商い」は「飽きない』
・声高に先頭切って旗を振る人は率いる会社よりも、黙って仕事をこなす人が大勢いるどろくさい会 社のほうが、底力があると思うのです。
・商人はお客様を勝手に判断してはならないのです
・お客様の満足よりも先に店の儲けを考えるようでは・・・・・・経営の芯がずれてしまっている事 になります。
・お金を大事にする
・人は好みに滅ぶ

仕事だけでなく、生きていく上で参考になる言葉がたくさんあると思います。
下巻を読むのが楽しみです。


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2006年02月04日

ジャック・ウェルチ わが経営 上

著 ジャック・ウェルチ ジョン・A・バーン
訳 宮本喜一
日本経済新聞社
1600円

経営者の本を最近は随分と読んでいますが、たまには「外物」もという事で。

日本の経営者とは随分印象が違います。
絶対に自分が正しい、見たいな感じが全体的にあります。
GEのような巨大な組織で、しかも異色な存在でトップに上り詰めるにはこういう絶対的な自信が必要なのでしょうか。
ナンバーワン、ナンバーツー戦略は有名ですがやはり影では売却された部門で悲しい想いをした方達がいたのです。しかしそれでも、他社と結びつきそこでナンバーワンになるほうが社員にとっても幸福であるというように考える事ができる。その事が凄い。
違和感を感じる部分も多いのですが、人材を育てる方法論は非常に参考になります。以前に紹介した山本藤光先生の「人間系ナレッジマネジメント」のも通じる物があります。

本当は上下読み終わってから、と思ったのですが下を読むか自信が無かったのでとりあえずアップしておきます。
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2005年09月17日

史上最短で、東証二部に上場する方法

著 野尻佳孝
アメーバブックス
1500円

著者はテイクアンドギブ・ニーズの社長。
この方のIRを見に行った事があるのですが、若い、というイメージでした。学生さんが何かを元気よく発表しているという感じでビジネス、というイメージでなかった事を覚えています。
ハウスウエディング、結婚式へのこだわりって女性が強いのでしょうね。
既存の結婚式は嫌だという事でハウスウエディングになったり、式にお金をかけるのは嫌だという事で地味婚になったりするのでしょう。どちらも若者らしく主張があっていいと思います。
さて、この本には野尻社長の子供のころから現在までが記述されています。
かなり波乱万丈だったようです。
なぜかタレント本を読んでいるような気分になります。次から次へと色々な事が起こる。
当然本人が書いているのでしょうけれどもゴーストライターが面白く書いている、と思ってしまうほどです。
情熱を持って人のアピールする、情熱には資格が要らない、だけど情熱を伝えるのは大変な事、情熱、これが起業のキーワードなのでしょう。
posted by okapi at 05:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月06日

新たなる「挑戦」 夢をカタチにする時

著 渡邉美樹
ソフトバンクパブリッシング
1400円

ワタミの社長の本です。最近の経営者シリーズです。
・私はどんなに遅く帰ってきても毎日15分間は日記をつけます。
・人間は自らの人間性を高めるために生まれてきたのではないか。
など勉強になる言葉もたくさん出てきます。
以前何かで、経営者は100%日記をつけていると読みました。本当のことかもしれませんね。
学校や病院など個人で債務を背負ってまで再建中とのことです。理想へ向けた使命感のようなものが感じられます。
ヤマト運輸の小倉氏が「サービスが先」と言っておられたのもこういうことだったのかもしれないなと思いました。
この本を読むとワタミではたらきたくなります。
posted by okapi at 06:08| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月01日

小倉昌男 経営学

著 小倉昌男
日経BP社
1400円

今年、故人となられました宅急便の開発者の処女作です。
小倉氏は経営者が本を出すと経営が傾くというジンクスを守り引退された後にこの本を執筆されています。
全体的に小倉氏の真面目な人柄が表れているような感じがします。
サービスが先、利益は後などという事は思っていても経営者がなかなか口に出してはいえないことでしょう。
また、○○第一などと状況によって違う事を言うのではなく○○第一××第二の様に常に並べて言う事で社内に浸透が図られる、というのも本当に社員と真面目に向き合ってこられた方なんだと思わせます。
良い循環を起こす出発点はよく働くこと・・・この事に関しては他の経営者と同じことを書いておられます。
posted by okapi at 06:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月26日

土光敏夫の生い立ちと素顔

著 松沢光雄
山手書房新社
1500円

帰省していたときに親父の本棚で見つけた本で、かなり古いと思って持ってきたのですが、1992年の本でした。
最近こういう経営者の本をよく読んでいます。
子供のころは伝記はあまり好きでなかったのですが、人生どこかで必要な事をするように出来ているのでしょうか。
子供のころからすごい努力家だったようです。
お母様の教育の影響が強いという事です。
朝夕のお経を読んでいたそうですが、法華経には「敵」という概念が無いということで子供のころからそういう教育をされてきた土光氏は自分に厳しく他人に優しいを実践されていたようです。
いまでいう「リストラ」をやらない、労働組合を尊重する、という流儀は現在であれば投資家や株主が嫌がりそうな事ではありますがそれでも石川島や東芝を再建したのですからすごいです。
最近、経営者の本を読んでいて思う共通点はいずれの方も労働時間が長いという事です。
仕事のことだけでなく人生の勉強になる本だと思います。
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2005年08月06日

日本電産 永守イズムの挑戦

日本経済新聞社編
日本経済新聞社
1600円

何かで気になっていた経営者の一人でした。
この本を読んでかなり個性的な方である事が分かりました。
3Q6Sやハードワークなどなるほどと思うことがたくさんありました。
考えさせられるのは、株主資本比率は35%程度を基本に考えているというところです。
成長するのを止めればすぐに50%くらいにはなると・・・。
日本電産はグロースなんだからバリュエーションが高くて買えないと言う方は買わないで下さい、こういうはっきりした態度の経営者はあまりいないでしょうね。
本を読んだだけでも惹きつけられる個性的な方だと思いました。
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2005年07月16日

渋谷ではたらく社長の告白

著 藤田晋
アメーバブックス
1600円

サイバーエージェントの社長の藤田さんが起業前から現在に至るまでのところを書いています。
面白かったのは起業する前のところの話で、猛烈な営業ぶりが純粋な感じで胸が熱くなりました。
ネットバブル崩壊後、藤田さんがとても苦しんだ様子も記述されています。
当人で無いので、いくら書いてあってもどれほど辛いか分かりません。
それに「分割」も知らなかったのか・・・みたいなところもあります。
私自身が営業職なので営業の場面に共感が持てるということだけかもしれません。
これからもどんどん若い起業家が出てきてチャレンジするでしょう。
藤田さんやホリエモンさんは彼らにいい刺激になり、いいお手本になり、いい目標に成る事は間違いないでしょう。
posted by okapi at 05:44| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(2) | 経営者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする