2011年07月01日

足りないくらいがおもしろい


著 山本ふみこ
オレンジページ
1,500円
2011年3月

「足りないくらいがおもしろい」、このタイトルで気に入ってしまう。

私とそういう波長の合い方をするのが山本ふみこさんの本だ。

足るを知る、仏教で説いていることだ。

足るを知るだけだと修行のように感じるが、足りないくらいがおもしろいはどう見ても楽しんでいる。

心の余裕が違う。

この本は山本ふみこさんがブログに掲載したものを中心にまとめてある。

山本さんの本を読むと、読後にはたくさんの付箋がつくのだが、今回は二枚だけ。

理由は本の紹介が少ないこと(山本さんのお勧め本はいい物がたくさんある。トルストイとも山本さんに導かれた出会った)。

それから、山本さんの考え方が理解でき始めたから「そうだよな」と思いながら目新しい事柄ではなくなっているから。

貼った二枚はやっぱり本の紹介が一枚と、うどんの食べ方に一枚。

どちらも、後日試してみるのが楽しみだ。

人生に迷っているときに意外と山本さんの本は「効く」と思う。




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2011年02月20日

老後を楽しく暮らす家


著 山本ふみこ
建築資料研究社
1,800円
2001年3月

実は必要に迫られて家作りを勉強しなければならない。

ところが、どうしたわけかあまり興味が湧かずに困っている。

ふと、読みたい本のリストを眺めていたら山本さんの本の中で関連図書があったので手にしてみた。

この本、2001年の本なので10年前に世に出ている。

紹介されている「OMソーラー」の家って最近はあまり聴かないような気もする。

それでも、年をとってからの住まいのあり方を考えるヒントはたくさんあった。

リビングにトイレ、バスなどを近くに設置することで家の中の動線が短くて済む、とか。

そしていつも感心するのは山本さんの視点。

自分自身が障害を抱えることになることを意識する為には、障害のある方とくらすこと。

お年寄りと暮らしていくというのは、そういう意味でもいい影響があるのだなと認識した。

肝心の家作りはまだ、心の重石のままだけど。


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2011年02月02日

暮らしのポケット


著 山本ふみこ
大和書房
1400円
2002年12月

昨年の今頃はよく読んでいた「山本ふみこ」さん。

トルストイや水木しげるとの出会いもこの方の著書だった。

最近読んだ「あしながおじさん」もそう。

気持ちにざわつきを感じるようなとき、周りの環境が変わろうとしているときに読みたくなるのが山本さんの本だ。

この本はもともと熊本日日新聞に「元気の記」として連載されていたものを書籍化したもの。

昨年読んでいた山本さんの本のほうが新しい本だったようで山本さんの近況に関しては

「あー、あの前はこうだったんだ。」

という感じ。

この本からは

「忙しい」と「かわいそう」は言わない、ということ、

たまには葉書を書こうということ、

防虫にシダーチップを使うということ

を真似してみたいと感じた。

それから、本書に登場する気になる一冊は丹羽もと子の「思想しつつ、生活しつつ」。

今後の宿題ができた。

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2010年04月22日

人づきあい学習帖



すっかり気にいってしまった。山本ふみこさん。

今度は「人づきあい」がテーマになっている。

こうして考えると「子育て」や「人づきあい」や「節約」って

ハウツー本に良くありそうなテーマだ。

こういう、ありきたりなテーマなのでページを開く前は

「よし、何かを学ぶぞ!」

と力んでしまう。

が、ページを開けたとたん、山本さんが

私も失敗ばかり……

とやさしく迎えてくれる。

そこで力が抜けて、あとはリラックスして読める。

この感じは実際にページをめくり味わっていただきたい。

一つだけ、気に入ったところを紹介すれると、

ため息をお子さんに指摘されたエピソードで

「(はぁ)月が でたでた…」

と歌ってごまかします、

という部分。

私もよくため息をつき家族に叱られる。

今度は私も試してみたい。

この本には他の本の紹介があまりなかったので

読みたい本のリストが増えずに済んだ。

嬉しいような哀しいような。



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2010年04月11日

親がしてやれることなんて、ほんの少し


著 山本 ふみこ
オレンジページ
2005年4月

山本さんの本はこれで二冊目だ。

前に読んだ本からはいろいろと影響を受け、

トルストイの「人はなんで生きるのか」も読んだ。

今回の本も内容も素敵だが、本の紹介も多い。

読みたい本のリストは増えるばかりだ。



山本さんの文章から感じることは

丁寧な「生き方」をしている、ということだ。

自分に欠けているから、山本さんの文章を求めるのか

わからないが、イライラせずにこんな丁寧な「生き方」

ができるようになりたいと思う。

「きらいなものがあることは仕方がないけれど、『これ、きらい』

『きらいだから、食べない!』などとえばっちゃいけない、と

黙って嫌ってなさいね」

なるほど、「きらい」は簡単に口にしてはいけない言葉だと

気がつく。だから、勿論、

「だれかをきらいだと思ったり、なにかをきらいだと感じたときも

同じ」

となる。

「親がしてやれることなんて、ほんの少し」という題名を見て、

それでも、どんなに素敵な教育ぶりが登場するのだろうと

身構えていたが心配は要らなかった。

子供にひどいことを言ってしまう、山本さんがいて、

なんだ、そんなに自分と変わらないな、と安心させてくれる。

これが、もし読者への気遣いだとしたら凄い人だなと、思うが。

いずれにしても、山本さんの文章は丁寧に生きる術が記されている。

 
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2010年03月17日

わたしの節約ノート



著 山本 ふみこ
PHP研究所
2009年12月

著者は1958年生まれ、エッセイスト。

一番新しい著作だと思っていたが、3月に「片付けたがり」

という本が出ているようだ。

本とは不思議なものだと思う。

自分が「どうしてこんなことになったんだろう」とか

「ここはどうしたらいいのだろう」などと疑問に思い

なかなか答えが見つけられないときに、一冊の本が

あれにも、これにも答えてくれるときがある。

この本は今の私にとってそういう本になった。

ただ、完全に回答を示してくれたわけではなく、

答えを導く過程、計算式を組み立てる考え方を

教えられたような気がする。

正直なところ「わたしの節約ノート」という

題名を見て、(ああ、また最近はやりの節約本か)

という認識で手に取った。当然内容は、「お風呂の残り湯

を洗濯に使いなさい」とか「底値ノートをつくりなさい」

なんていうノウハウが次々に登場するのだろうと思っていた。

ところが、この本にはそんなことは一切出てこない。

この本に書かれていることは普段の生活の中での心構え。

そして、山本さんが大事にしてこられた素敵な本や小物たち。

たとえば、「大事なものを捨てない」という章では

水木しげるの「のんのんばあとオレ」(講談社漫画文庫)

という本から

「でもな茂 不幸の中にも 何らかの幸せの芽はきっとあるはずだよ」

という一文を引用し、

「これが特殊な能力でないとすれば、何か。魂の純度なのではないかな、と思う。」

と締めくくる。

この本の副題は「節度をもって、約(つま)しく暮らす」

(ルビの「つま」をカッコ書きにしてある)。

本当の節約ってこういうことだったのだ、と気づかされ、

優しい時間を過ごすことができた。
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