2012年10月21日

自由に遊ぶ DIYの本づくり



著 石川 理恵 
写真 金子亜矢子 
グラフィック社 
1,500円 
2012年8月

リトルプレス、ZIne、ミニコミ、同人誌などを手作りするための本。 

インターネットが登場してからホームページやブログなど

個人発のメディアが身近になった。 

だけど、実際に形にするっていうのもかなり魅力的だ。 

編集にパソコンを使えば楽ちんだけど手書きで文字や絵を描けば下手でもそれが味になる。 

配布方法も「ネットプリント」なるセブンイレブンのコピー機から

読者がそれぞれプリントアウトするという方法もあるらしい。 

本書113ページに紹介されている「ページ折り」という方法で

子供の頃よく自分のほんを作って遊んだ。 

そんな懐かしさもありかなり惹かれる。 

ブログ以外のメディア、ちょっと面倒をするメディア、個性的なメディア、

手作りのメディア、考えただけでもわくわくする。 

いつかで手がけてみたい。









タグ:石川 理恵
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2012年09月19日

本を味方につける本

 著 永江朗
河出書房新社
1,200円
2012年7月

数年前に「書いて稼ぐ技術」という本で勉強させていただいた永江朗氏。 

今回の本は読後に気が付いたのだが「14歳の世渡り術」なるシリーズの一冊として出版されている。

本の読み方や、本がどのように出来ているか、本の探し方、図書館の使い方、本屋とのつきあい方など幅広く納められている。

14歳向けに書いてあるからだろう、途中本を分解したり、再生したりする部分が登場するが大人が読むにはちょっと退屈だ。

こうしたことに興味がもてなくなった自分が年をとり好奇心が働かなくなったのかと思い怖くなる。

だけど、本書にも書いてあるとおり、本は飛ばし読みをしても構わない。 

遠慮なく流し読みをさせていただいた。

本好きの大人が読むには新鮮さにかけるが確かに14歳が読むと読書の技術があがりそうと感じた。 

息子に勧めたい。  









タグ:永江朗
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2011年09月17日

古本屋開業入門


著 喜多村拓
燃焼社
1800円
平成19年5月

著者は古本屋の経営者。

店売りの苦労話から、通販、インターネット販売の苦労をとりあげている。

時折出てくるのが、「それでも古本屋をやりますか」という言葉。

「あとがきにかえて」のタイトルがセドラーの捧ぐとなっているところをみると、

ブックオフでセドリをしている若者がかなり気になって中途半端にやるくらいなら、

ノウハウは提供しちゃうからこの本読んで本格的にやりなよ、

と背中を押しているようでもある。

その分ノウハウは惜しみなく提供されている。

恥ずかしながら、ちょっとブックオフで仕入れてアマゾンで売れば小遣いになるななどと目論でいた私にとっては「そうだよね」と思わせ、

諦めるに十分な一冊となった。

そう、著者のねらい通りハンパ者の一人として脱落宣言をされたわけだ。

それでも、最後まで読んでしまったのには、やっぱり本が好きだからだろう。

こうやれば、儲かる、といった本よりよっぽど有効。





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2011年07月26日

ヘンな本あります


著 北尾トロ
風塵社
1,500円
2003年5月

少し前に紹介した「ぼくはオンライン古本屋のおやじさん」の続編。

前作は全てが「オンライン古本屋」で埋め尽くされていたが、今回は盛りだくさんだ。

フリーペーパー、インディーズ出版、古本カフェ、古本市。

オンライン古本屋からどんどん広がっていき、実に楽しそうだ。

私は小学校低学年の頃、壁新聞を作成し家の中に貼り出していた。

高学年になってからはマンガを描いたりしたし、自分でボードゲームを作ったりしていた。

また、クラブで大きな紙に描いた「ガンダム」のイラストを先生が1年生の教室の近くに貼ったところ、

1年生がすごく喜んだと聞いて嬉しく思ったりしていた。

そんな子供時代を送っていた私にとってこの本は色々な影響を与えてくれた。

フレーペーパーにしても、今、世間で出ているものの反対に作ろうという発想。

少ししか配らず、特定の人のみにしか入らず、小部数。

しかも手書き。

発行の動機は「面白そう」だから。

もっとも、このブログにしても面白そうとか、自分でも何か発信できるのでは?という動機で始めたものだ。

実物媒体ももっと自由でいいのだ。

人は描いたり、書いたり、作ったり、造ったり、創ったりするのが好きなのだろう。

だけど「効率」重視の社会でいい大人がそんなことしてちゃいけないよという雰囲気に飲まれて自由な創作活動を止めている。

もったいない。

著者の北尾トロ氏のようにメジャーなライターだからできることもあるだろうがもっと自由な発想で楽しめる気がした。



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2010年03月10日

本は読めないものだから心配するな



著 管 啓次郎
左右社
2009年10月

著者は1958年生まれ。比較文学者、翻訳家。

明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系教

授(コンテンツ批評、映像文化論)。

題名の「本は読めない ものだから 心配するな」を見て、読みたい本

が全然読めずにあせっている自分を慰めることができるのではないかと

思い手に取った。

著者の管さんについても全く知識がなく最初に著者の紹介を読んだ。

次に、「まえがき」か「あとがき」を読もうと思ったがどこにも

見当たらない。この本には「まえがき」も「あとがき」も存在しない。

ただ、「初出一覧」が巻末についているのであちらこちらに執筆された

文章をまとめて出版されたものだ、ということがわかる。

「文章」や「読書」についての記述が多く、ハッとさせられるような

言葉も多く並ぶ。

私が一番心を惹かれたのは256ページの評論家と作家の読書スタイル

の違いについての記述だ。

最近、あれこれと文章を書いているが思うように書けずにストレスが

貯まっていた。そこでこの文章に出会った。

冒頭に書いた、「読みたい本が全然読めずにあせっている自分を慰める

こと」もできた。

文章を「読む」にしろ、「書く」にしろ文章にかかわり、何かしらの

疑問、不安、ストレスを抱えているのなら一読をお勧めしたい。

もっとも、こんなに美しい文章が書けたらいいなと、新しい悩みも

増えるのだが。
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2010年01月10日

読書の腕前



著 岡崎武志
光文社新書
2007年3月

著者は1957年生まれ。書評家、ライター。

「古本」の世界では有名な方らしい。

この本以外にも「気まぐれ古書店紀行」「古本生活読本」

など古本に関する著書が多いようだ。

実は昨年にネット古本屋に関する本を読み、そこから

興味が広がり著者の別な本を探していたのだが、

偶然この本が先に手元に来たので読んでみた。

ただし、この本は著者の読書術を披露しつつも

今まで読んできた本のガイドブックのようにもなっている。

私も結構本を読んできたと思っていたが世の中には

とんでもない方がいるのもだ。

毎年三千冊も本が増えるというのだから凄まじい。

ご本人も全て読んでいるわけではないとされているが、

相当な数の本を読んでいることが本文から窺える。

怪人二十面相シリーズなど、懐かしい本に再会できるのも

この本を読む楽しみになる。

また、得意の古本分野のお話もある。

私が興味を持ったのは古本チェーンのブックオフ

の利用法。百円均一にもお宝があるという。

著者は言う。本を読む時間が無い筈ないと。

読みたければ、いつでもどこでも読めると。

そして、読むべき本は本が教えてくれると。

そう、一冊を読み終えるとその本の中から

次はこれ、その次はこれという具合に探書リスト

は膨れ上がるばかり。

そして、この本を読み終わるころには次の候補が

山のように出てきてリストを作成するだけでも

苦労すること間違いなしだろう。
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2005年04月29日

あなたもいままでの10倍速く本が読める

著 ポール・R・シーリィ
監訳 神田昌典
フォレスト出版
1300円

このブログでよく紹介している神田さんや岡本さんがやっている速読法です。
本の最初のほうに25分でこの本を読もうというところがあり、あるマークのところを読んでください、次はこのマークを読んでくださいという風になって一応全部やってみた状態で今これを書いています。
以前に紹介した速読法の本、同様フォトリーディングといって写真を眺めるように見開き2ページの間にブリッジページというものが見えるように眺める・・・全然出来ません。
目標を定める。これは確かに有効でしょう。というよりも本を選ぶ段階で目標を定めるべきでしょう。
マインドマップを書く。要点をまとめるのには適しているでしょう。
疑問点を考える。普通の読書でもやっていることだと思います。
うーん、なかなか速読はむづかしい。
先日瞑想の本を読んだからそう思うのかもしれませんが、天外さんは瞑想の後瞑想をきちんと終了しないで外に出ると体が物事を受け入れやすくなっているので大変なことになります、だからきちんと瞑想を終了するようにしましょうと書いていました。速読はこの体が受け入れやすい状態でページを見ることによって潜在意識(脳みそ)に刷り込む方法のような気がします。
速読のセミナーも10ん万もする高価なものらしいです。
この本でたぶん今月も10冊。
自分にはこんなペースがあっているのかもしれません。

posted by okapi at 05:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年02月18日

斎藤孝のおすすめブックナビ 絶対感動本50


著 斎藤孝
マガジンハウス
1300円

読書は個人的嗜好の強いもので、いくら著名人とはいえ人に薦められた本を読むなんて・・・という気持ちが私にはありました。
「声に出して読みたい日本語」の著者であり「日本語であそぼ」の監修を手がけている方のお勧めなので目を通してみようとこの本を手にとりました。
そんな軽い気持ちで読み始めたのですが、読み終わったあとはお得感がいっぱいという感じです。
どの本も読んでみたくなるのですが特に漫画の「高野文子作品集 絶対安全剃刀」と町田康著の「爆発道祖神」は絶対読んでみようという気持ちにさせられました。
ここまで私のブログをご覧になっている方ならお分かりだと思いますが、私はほとんど小説を読みません。以前は太宰治やその他の作家もかなり読んだのですが最近は仕事関係の本がかなりの部分を占めていると思います。久しぶりに小説を読んでみたいと思いたくなる一冊です。
posted by okapi at 22:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする